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アーセナルやリバプールがFW前田大然の獲得に関心と現地報道。セルティックは引き留めに全力か「最も重要」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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セルティックFW前田大然
【写真:Getty Images】

前田は移籍、それとも残留か

 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然の獲得に、イングランド・プレミアリーグの強豪クラブが関心を示しているようだ。スコットランドメディア『THE CELTIC BHOYS』は1日に、前田の移籍の噂について報じている。

 

 4月26日に行われた第34節のダンディー・ユナイテッド戦に勝利したセルティックは、4試合を残して、スコティッシュ・プレミアシップ4連覇を達成した。前田はここまでリーグ戦31試合に出場して、16ゴール9アシストを記録。優勝に貢献した活躍が認められて、PFA(プロサッカー選手協会)の年間最優秀選手(プレイヤー・オブ・ザ・イヤー)の候補にもノミネートされている。

 英メディア『TBR』は1日に、アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム、アストン・ヴィラ、ブレントフォード、フラム、クリスタル・パレス、ウェストハム・ユナイテッド、そして昇格を果たしたリーズ・ユナイテッドが前田に注目していると伝えた。

 この報道を受けて、『THE CELTIC BHOYS』は、「ブレンダン・ロジャーズ監督率いるセルティックは、チームを強化するために新たな選手を獲得することが重要だ。しかし、同時に、セルティックはベストプレーヤーの維持にも取り組まなければいけない」と前置きし、次のように言及している。

「好調なシーズンを送ったセルティックの選手たちは、関心を集める可能性が高い。23年にはジョッタ、昨年はマット・オライリー、そして冬には古橋亨梧が移籍した。今夏、最も注目を集めるのは、キャリア最高のシーズンを送った前田大然だ。英国の報道では、世界のトップクラブが、この日本人代表選手の獲得に動いているようだ。移籍金は2500万ポンド(約47億円)前後になる可能性がある」

 そして、「ファンは前田が移籍しないことを願っている」と述べつつ、「現在のセルティックにとって最も重要な選手だ。疑問の余地はほとんどない。チームにもたらすものはゴールだけではない。多才さと果てしないプレッシング能力は、特に攻撃面でのチームの鍵となる。仮に2500万ポンドのオファーが来たとしても、セルティックは彼を手放すべきではない」と、クラブは前田を全力で引き留めるべきだと指摘している。

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