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2024/25シーズンのプレミアリーグも佳境に差し掛かり、第31節終了後にサウサンプトンが史上最速となる降格を決めた。すでに彼らのことを「プレミアリーグ史上最弱」と呼ぶ声もあるが、過去にも弱いチームは数多くあった。今回は降格時の勝ち点を低い順にランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』を参照。今季のチームは含まない)
3位:シェフィールド・ユナイテッド

【写真:Getty Images】
シーズン:2023/24
勝ち点:16(3勝7分28敗)
2023/24シーズンは3つの昇格クラブが全て1年で降格。プレミアリーグでは1997/98シーズン以来、2度目の事例だ。その中でも特に苦しいシーズンを過ごしたのが、最下位で降格したシェフィールド・ユナイテッドである。
前シーズンにチャンピオンシップ2位でプレミアリーグ復帰の切符を掴んでいた同クラブだったが、極度の財政難の影響で主力の売却が必須に。その結果、エースのイリマン・エンジジャーイ(現エバートン)と中盤の要のサンデル・ベルゲ(現フラム)を開幕前に放出した。
2人の絶対的な主軸の売却によって大幅な戦力ダウンを余儀なくされると、プレミアリーグ第7節では主将であり、守備の要であるジョン・イーガンがシーズン絶望の大怪我を負った。これが大苦戦のシーズンを過ごす決め手となり、前シーズンと比較をするとセンターラインの主軸が総入れ替えとなった。
2023年12月にはクリス・ワイルダー監督を再招聘するも、チームを立て直すことはできなかった。特に守備の崩壊は最後まで食い止めることができず。38試合で喫した失点は「104」にも及び、これは1993/94シーズンにスウィンドン・タウンが記録していたワースト記録を上回るプレミアリーグ史上最悪の結果となった。
104失点を喫しながらプレミアリーグに残留できるはずもない。3勝7分28敗の勝ち点「16」、得失点「-69」で2部降格となった。
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