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いま最も高いのは!? ベルギーリーグ日本人選手、最新市場価値ランキング1〜10位。異国の地で奮闘する男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 今や日本人選手の海外移籍は当たり前となった。とくにジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)には、毎年のようにサムライが挑戦している。では、同リーグでいま最も価値がある日本人は誰なのか。最新の市場価値ランキングを紹介する。※市場価値や成績は3日時点の『transfermarkt』を参照

10位:谷口彰悟(たにぐち・しょうご)

谷口
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年7月15日(33歳)
所属クラブ:シント=トロイデン
最新市場価値:120万ユーロ(約1.9億円)
24/25リーグ戦成績:13試合1得点0アシスト

 ジュピラー・プロ・リーグの日本人市場価値ランキングで10位にランクインしたのは、サッカー日本代表でも輝きを放つベテランDF谷口彰悟だ。

 谷口の身長は183cmで、世界基準で見れば、センターバックとしては小柄な部類だろう。しかし、そのハンデを感じさせない対人戦の強さがあり、地上・空中戦問わず簡単には負けない。また、ボール保持を基本とする川崎フロンターレで長く守備の中心として活躍するなど、足元の技術の高さも際立っている。。

 川崎加入初年度から右肩上がりだった市場価値は、2019年6月時点で250万ユーロ(約4億円)を記録。リーグ2連覇に貢献し、まさに選手として脂が乗っていた時期である。
 
 川崎で順風満帆な時期を過ごしていた谷口は、森保一監督率いる日本代表で常連メンバーとなり、2022年のカタールワールドカップにも出場。そして、同大会終了後にカタールのアル・ラーヤンからオファーが届くと、30歳超えの選手としては異例となる海外初挑戦を決断。2024年7月には、シント=トロイデンに加入し、欧州初挑戦を果たした。

 そんな谷口は海外でもレギュラーとして活躍。ベテランの域に達してもなお、成長を止めていない。しかし、市場価値に関しては下落が続いていて、現在は120万ユーロ(約1.9億円)に。これはパフォーマンスではなく、年齢面が大きく影響していると言えそうだ。

 この後も市場価値の下落は避けられないだろう。谷口は昨年11月8日のリーグ第14節、メヘレン戦で大怪我を負ってしまい、それ以来ピッチには一度も立っていない。年齢面も考えると、次回の更新で100万ユーロ(約1.6億円)以下に落ち着く可能性もあるだろう。

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