6位:藤井陽也(ふじい・はるや)

【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月26日(24歳)
所属クラブ:コルトレイク
最新市場価値:250万ユーロ(約4億円)
24/25リーグ成績:20試合0得点0アシスト
ジュピラー・プロ・リーグの日本人市場価値ランキング6位には、名古屋グランパス育ちのセンターバックがランクインした。
小学生から名古屋一筋の藤井は、。トップチーム昇格後、なかなか出場機会を掴めないでいたが、2022シーズンから監督に就任した長谷川健太の元で3バックの一角を任されると、秘めた才能を開花させ、最終的にJ1の28試合でスタメン出場を果たした。
翌年はリーグ戦全試合にスタメン出場し、チームの上位進出に大きく貢献。クラブでの活躍もあり、2022シーズン前時点で12.5万ユーロ(約2千万円)だった市場価値は、2023シーズン中に80万ユーロ(約1.3億円)まで上昇した。
その活躍が認められ、2024年1月に行われたタイ代表との国際親善試合でサッカー日本代表デビューも記録。その直後にコルトレイクに移籍し、欧州に活躍の場を求めた。
藤井は移籍1年目からリーグ戦12試合に出場。昨年夏には完全移籍を掴み取り、市場価値も100万ユーロ(約1.6億円)を突破した。今季も守備の要として奮闘を続けており、今や市場価値は250万ユーロ(約4億円)となっている。
しかし、怪我の多さは難点。コルトレイク加入1年目から負傷離脱があり、今季も、怪我でレギュラーシーズン終盤戦の全休を強いられた。さらなる高みを目指すならば、コンディション面の改善は必須かもしれない。