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【写真:Getty Images】
佐野海舟の印象的なスタッツとは
ドイツ・ブンデスリーガ第33節、マインツ対VfLボーフムの試合が10日に行われた。試合はマインツが4-1で勝利している。マインツに所属するMF佐野海舟は、この試合に先発フル出場してチームの勝利に貢献した。
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豊富な運動量で攻守に貢献した佐野は、65分に自身の持ち味である猛プレスから相手の攻撃の芽を摘み取る。ピッチ中央付近でボールがこぼれると、ボーフムMFヨルゴス・マスラスが反応。すると、これを見た佐野が体を寄せて右足でボールを弾いた。
佐野が蹴ったボールは、ボーフムMFイブラヒマ・シソコのもとに転がったものの、トラップミスで再びルーズボールとなる。素早く反応した佐野は、ファーストタッチでうまくシソコをかわすとボールを奪うことに成功した。結局、佐野はファウルを受けてプレーは止まったものの、うまくマインツボールにしたことでボーフムの攻撃の流れを断ち切っている。
ブンデスリーガ公式サイトによると。今季の佐野は総走行距離382.7kmでリーグトップに立っている(33節終了時点)。デュエル勝利数は362回でリーグ4位、インテンシブランは2634回でリーグ4位という数字だ。データサイト『FBREF』によると、インターセプトの回数は60回でリーグ3位、空中戦の勝利数は82回でリーグ15位と、運動量や対人戦でドイツトップクラスのスタッツを残している。また、ここまで全試合にスタメン出場しており、相手との接触が多いポジションであるにも関わらず、シーズンを通して警告は3回しか受けていない。
33試合を終えた時点で、佐野の所属するマインツは14勝9分10敗の勝点51で6位につけている。UEFAカンファレンスリーグ出場圏内を維持しているが、最終節の結果次第では7位のRBライプツィヒ(勝点51)と順位が入れ替わる可能性もある。最終節は2位のバイエル・レバークーゼンとの試合だが、マインツ、そして佐野は来季のヨーロッパの大会出場権を獲得して今季を終えることができるだろうか。