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NECナイメヘンは3発快勝
サッカー日本代表FW小川航基、MF佐野航大、FW塩貝健人が所属するNECナイメヘンは現地時間14日、エールディヴィジ第33節でNACブレダとのホームゲームに臨み、3-0で快勝した。オランダメディア『ForzaNEC』は15日、佐野と元浦和レッズのFWブライアン・リンセンにチーム最高点を与えている。
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前節は敵地で首位アヤックスを相手に3-0で完勝したNEC。今節は15位のNACをホームに迎えた。佐野と塩貝は先発メンバーに名を連ね、小川はベンチ外となった。ホームチームは、31分に左サイドの崩しからブラヤン・ペレラがネットを揺らし、先制に成功する。
すると67分には、後半開始から塩貝に代わってピッチに立ったリンセンが、裏抜けから相手GKとの1対1を制し、追加点。さらに、3分後には佐野のパスをハーフライン手前で受け取ったリンセンがロングシュートを沈め、この試合2点目をマークした。このまま試合は終了し、ホームチームは前節のアヤックス戦に続き、3-0の快勝。この白星でNECはUEFAカンファレンスリーグ(ECL)出場権を争うプレーオフ出場圏内の8位に浮上した。
同メディアは、フル出場した佐野にチーム最高タイの「7.5」をつけ、寸評を次のように綴っている。
「今夜(もしかすると今シーズン)最も美しいゴールのアシストも記録した。それ以外でも素晴らしいパフォーマンスを見せ、リンセンと並んでピッチ上で最高の選手だった。今シーズン、この若き日本人選手のこういった試合をあと3試合見られることを願っているし、今夏には何としてでも引き留めるべきだ」
前半45分間のプレーに終わった塩貝には「5.5」を付与し、「決して悪いプレーではなかったが、とても不運な内容だった。『彼はどんどん自分自身と戦うようになってしまった』と、試合後にロジェール・マイェル監督が的確に表現した言葉通りの内容だった。日本人ストライカーにとっては早く忘れたい一戦だが、次こそゴールを決めようという意欲はさらに高まっていることだろう」と記している。
また2ゴールで勝利に導いたリンセンにも佐野と同様に「7.5」を与え、「途中出場で2得点するのも十分すごいことだが、3点目のゴールの決め方はまさに奇跡的だった。ボールを受けた瞬間、リンセンは自分が何をすべきか分かっていて、それを完璧にやってのけた。そのプレーはオランダ中に驚きを与えた」と高く評価している。
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