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ハノーファー、室屋成の退団を発表

　ドイツ・ブンデスリーガ1部のハノーファー96は現地時間19日、31歳の元サッカー日本代表DF室屋成が退団することを正式に発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。ハノーファーの公式Xでは、これまでの活躍を振り返る惜別の動画が投稿されている。

　2020年8月にFC東京からハノーファーへと移籍した室屋は、公式戦151試合に出場し、5得点15アシストを記録した。加入初年度からレギュラーとして活躍。2022年8月14日のマクデブルク戦で初ゴールを挙げ、2022/23シーズンは31試合で3得点1アシストだった。今季は公式戦28試合に出場したが、チームのブンデスリーガ1部昇格の夢は叶わなかった。

　クラブは今季限りで退団することを発表し、「室屋成は今夏日本に戻る。31歳のサイドバックの契約は満了。家庭の事情が大きな要因である。息子が今夏日本の学校に通い、家族はこれを機に生活の中心を母国へ戻すことにした」と伝えた。

　さらに、チームの公式Xは日本人SBのゴールやディフェンスで奮闘するシーンをまとめた1本の動画を投稿。その最後には、本人のメッセージが発信されている。Jリーグ復帰となるが、果たして、どのチームでプレーすることとなるのだろうか。