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衝撃ゴールの再現なるか！？

　日本サッカー協会（JFA）は20日、日本時間5月31日と6月3日に行われるサッカーブラジル女子代表戦に臨むなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）のメンバーを発表した。バイエルン・ミュンヘンに所属するMF谷川萌々子は、パリ五輪のブラジル女子代表戦で衝撃のミドルシュートを決めている。

　前回の対戦は、2024年7月28日に行われたパリ五輪女子サッカー競技・グループC第2節。前半をスコアレスで折り返すと、56分に先制ゴールを奪われてしまう。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム（AT）に途中出場の谷川が魅せる。

　谷川がペナルティエリア内で切り返すと、相手がハンド。これを熊谷紗希が決め、なでしこジャパンは同点に追いつく。そして、ATの6分に清家貴子がドリブルで仕掛けるも、相手にカットされる。しかし、このこぼれ球を谷川が右足のダイレクトシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。

　当時19歳ながら、土壇場で得意のミドルシュートを決めて見せた。19歳2ヶ月21日でのゴールは、男女通じて五輪における日本代表の選手としては初だった。今回も相手が谷川を警戒してくることが予想される中、この衝撃ゴールの再現となるか注目だ。