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「試合を締める場面で重要」遠藤航、リバプール残留か!?来季も貴重な戦力「守備的MFの補強は最優先ではない」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】

遠藤航、今夏移籍の可能性も浮上していたが…

 リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航は、来季も戦力の一人としてチームに残留するかもしれない。新たな守備的MFの補強は今や最優先事項ではないと、米メディア『ジ・アスレチック』のジェームズ・ピアース記者が報じている。そのコメントに対し、英メディア『ワンフットボール』が21日に言及した。

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 今季からリバプールを率いることになったアルネ・スロット監督は、昨夏の移籍市場でレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に動いた。しかし、同選手が拒否したことで契約は成立せず。補強は成功しなかったものの、22歳のオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが台頭するという思わぬ誤算により、リバプールがプレミアリーグ優勝を果たす原動力となった。そして、先発出場の機会が減少した遠藤も、途中出場から“クローザー”のような役割を担い、リバプールの勝利に貢献する活躍を見せている。

 それを踏まえ、ピアース記者は「フラーフェンベルフがアンカーとして良い影響を与えているため、最も優先的に守備的MFを補強する必要がなくなった」との見解を示した。遠藤については「2026年のワールドカップに向けて十分な出場機会を得ることは遠藤にとって重要だが、彼自身はリバプールでの生活に満足しており、落ち着いている」と伝えている。同メディアも「遠藤は毎週のように大きく取り上げられるわけではないが、その存在は今もなお重宝されている。今季プレミアリーグでの出場時間はわずか157分だが、試合を締める場面での役割は非常に重要だ」とし、「日本代表キャプテンとしてのプロ意識、多様性、リーダーシップは、プレー時間を超えた無形の価値をチームにもたらしている。スロットの戦術の中では、信頼できるプロとして位置付けられており、特に終盤のタイトな試合展開で、冷静さとゲームをコントロールする能力が求められるシーンでキーマンとなっている」とした。来季も出場時間は短いかもしれないが、連覇を目指すリバプールにとって必要な戦力となりそうだ。

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【了】

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