DF:ジョー・ゴメス(イングランド代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月23日
今季リーグ成績:9試合0得点0アシスト
現チームの最古参であるジョー・ゴメスにも移籍の可能性がある。2015年夏にチャールトンから加入した万能型DFは、怪我の影響もあり、自らの定位置を掴めずにいる。
ユルゲン・クロップ体制の最終年だった昨季は公式戦51試合に出場し、負傷者が続出した最終ラインを支えたが、アルネ・スロット新体制で迎えた今季は自らが怪我の影響で長期離脱を余儀なくされた。
その結果、プレミアリーグでは9試合、公式戦では17試合と出場機会を伸ばすことができておらず、新監督へのアピールに成功していない。直近はハムストリングの負傷で試合出場から遠ざかっており、2025年に唯一出場した2月のFAカップ4回戦プリマス・アーガイル戦では、11分に再び痛めていた箇所を負傷して再離脱している。
彼が怪我で長期離脱をしているのは今季が初めてのことではなく、稼働率の悪さから戦力としては計算しにくい選手だ。
22歳の若手CBジャレル・クアンサーにも移籍の噂があるが、リバプールとしては優先して放出をしたいのはジョー・ゴメスの方だろう。トレント・アレクサンダー=アーノルドがチームを退団することを踏まえると残留の選択肢もあるかもしれないが、ここから序列を上げる未来は見えにくく、今夏に移籍をしても不思議ではない。
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