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【写真：Getty Images】

ナポリがセリエA制覇！

　イタリア・セリエA最終節、ナポリ対カリアリの試合が23日に行われ、ナポリが2-0で勝利した。この試合で白星を飾ったナポリは、2年ぶり4度目となるリーグ優勝を決めている。昨年は10位でフィニッシュし、2年ぶりのスクデット獲得を目指してアントニオ・コンテ監督を招へいした初年度で大きな成功を収めた。

　首位のナポリは、2位のインテルとわずか1ポイント差で最終節を迎えた。自力でのスクデット獲得を決めたいナポリは、立ち上がりから積極的な姿勢でカリアリを攻め立てる。すると、42分にMFスコット・マクトミネイが豪快なジャンピングボレーで先制点を決めた。

　さらに、51分、最終ラインからのロングボールを、前線で待ち受けていたナポリFWロメロ・ルカクが相手DFと競り合いながら屈強なフィジカルを活かしてボールを収めることに成功。相手選手2人に囲まれながらも、個人技で突破し貴重な2点目を決めている。

　今季加入のマクトミネイによる先制弾、そしてチームを率いるコンテ監督の愛弟子でもあるルカクの追加点で試合を決めたナポリは、2-0でカリアリに勝利した。同時にキックオフしていた2位インテルもコモに勝利したが、1ポイント差で昨年度王者の追撃を振り切り、ナポリが2年ぶり通算4度目となるスクデットを獲得している。

　コンテ監督は就任1年目であるにもかかわらずチームをリーグ制覇に導き、ユベントス、インテルに続いて、自身3クラブ目および通算5度目となるセリエA優勝を成し遂げた。なお、コンテ監督は異なる3クラブで優勝した初めての監督となっている。