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【写真:Getty Images】
佐野海舟がドイツの至宝を封殺した瞬間
JFA(日本サッカー協会)は23日、来月のFIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選)に臨むサッカー日本代表のメンバーを発表した。今回のメンバーには、ドイツ・ブンデスリーガのマインツで活躍するMF佐野海舟が選出されている。ブンデスでもトップクラスの輝きを見せた佐野は、日本代表でも活躍できるだろうか。
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今季の佐野は、リーグ戦全34試合に先発出場。デュエルの強さと中盤でのボール奪取能力の高さを発揮し、昨年13位から今年はUEFAカンファレンスリーグ出場圏内の6位でフィニッシュと躍進したマインツの主力として活躍した。
特に印象的だったのは、最終節のバイエル・レバークーゼン戦だ。スタメン出場した佐野は、ドイツの至宝、レバークーゼンMFフロリアン・ヴィルツを完全に抑え込む活躍を見せている。
前半アディショナルタイム、レバークーゼンは左サイドにいたMFヨナス・ホフマンを起点に攻撃を組み立てると中央のヴィルツへとパスを通す。これに対して、佐野は素早く反応し距離を詰めると、ヴィルツも鋭い切り返しで佐野を抜きにかかる。
個人技にも優れているヴィルツだが、佐野はうまく体を入れてボールを奪うと、すぐに攻撃に転じる余裕まで見せた。ブンデスリーガ公式サイトによると、今季の佐野は総走行距離393.7kmでリーグ1位、インテンシブランは2700回で4位、デュエル勝利数は369回で4位と、ドイツでもトップの数字を残している。また、空中戦の勝利数でも93回で17位と、ブンデスの上位に食い込む記録を残した。
果たして、佐野は代表でもドイツと同じような活躍を見せることができるだろうか。