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塩越柚歩が4ゴールでAWCL得点女王

　三菱重工浦和レッズレディースに所属するMF塩越柚歩が、4ゴールでAFC女子チャンピオンズリーグ（AWCL）の得点女王に輝いた。今季から始まったアジア女王を決める大会では、浦和Lが10月6日に行われたグループC第1節のオディシャFCウィメンズ（インド）との一戦で17-0と衝撃的なスコアで勝利している。

　AFC女子クラブ選手権から名称を変更し、AWCLとして行われた最初の大会。初戦に臨んだ浦和Lは、開始5分の遠藤優のゴールを皮切りに17得点で大勝。17分と18分にゴールを決め、この日2得点を奪っていた塩越が30分に3点目を記録し、ハットトリックを達成する。

　ペナルティアーク手前から栗島朱里が浮き球のパスを供給すると、これに反応した塩越がジャンプしながら右足アウトサイドでコントロール。流れるような動きでシュートを放ち、ボールはゴール左へ決まっている。GKが一歩も動けない一撃が決まった。美しいトラップからのスムーズな流れで見事に得点を奪っている。

　グループCで1位通過の浦和Lは準々決勝で武漢江大女子FCから延長戦でもゴールを奪うことができず、PK戦の末に5-6で敗れている。24日の決勝まで進んだ武漢江大はメルボルン・シティWFCにPK戦の末に勝利し、初代女王に輝いた。