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【写真：Getty Images】

スポルティングCPが2冠達成

　サッカー日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは現地時間25日、タッサ・デ・ポルトガル（国内カップ戦）決勝で、延長戦の末にSLベンフィカを3-1で下し、リーグ戦に続いての2冠を達成した。クラブ公式『X』は26日、歓喜に沸く試合後の選手達の様子を公開。守田もモルテン・ヒュルマンドの横で喜びを露わにした。

　リーグ戦でも熾烈な優勝争いを繰り広げた両者の一戦。スポルティングは47分に先制を許したが、後半アディショナルタイムにエースのヴィクトル・ギェケレシュが自ら獲得したPKを沈めて、土壇場で同点に追いつく。さらに延長戦に突入した99分には、コンラッド・ハーダーが頭で叩き込んで、ついに逆転に成功。延長後半アディショナルタイムには、フランシスコ・トリンコンにもゴールが生まれ、3-1でベンフィカを下し、今季2つ目のタイトルを獲得した。ベンチスタートとなった守田も58分から出場し、ライバル撃破に貢献した。

　今月10日に30歳を迎えたMFは、今季は公式戦35試合の出場で2ゴールと3アシストをマーク。怪我に悩まされたシーズンだったことに加え、チームは2度の監督交代を余儀なくされるなど、難しいシーズンを送ったが、見事に有終の美を飾った。

　そんな守田も2冠獲得に喜びを爆発。ヒュルマンドやギェケレシュ、トリンコンらと共に大熱唱していた。今季限りでの退団も噂される守田だが、来季はどこでどんなプレーを見せてくれるのだろうか。