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前田大然、今季活躍で注目集まる

　セルティックに所属する27歳の日本代表FW前田大然に対し、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるトルコ1部のフェネルバフチェが関心を示しているようだ。今季のチャンピオンシップ（英2部）で優勝と昇格を決めたリーズ・ユナイテッドと争う可能性があると、スコットランドメディア『67ヘイルヘイル』が28日に報じている。

　前田は2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックへ期限付き移籍した後、同年7月に完全移籍へ移行。今季は公式戦51試合に出場して33得点12アシストを記録し、セルティック年間最優秀選手や得点王に輝いている。日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへ移籍したことや、抜けた穴を埋める選手を獲得しなかったことで、前田の存在感はより一層増した。そのため、他クラブからも注目を集める選手となっている。

　同メディアによると「フェネルバフチェでスポーツ・ディレクターを務めるマリオ・ブランコ氏が新戦力の獲得に向けて動いており、その中で前田の名前が挙がっている。モウリーニョ監督は、非常に運動能力が高い選手（スピード、スタミナ、俊敏性など）を求めており、その条件に合致する選手として、ゴールとアシストで際立った活躍を見せている前田に注目している」という。現在の市場価値は900万ポンド（約17億1000万円）とされているが「セルティックのクラブ幹部もサポーターも、そんな金額で彼を手放すことなど、到底受け入れないだろう」との見解を示した。

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