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【写真：Getty Images】

鈴木彩艶のセーブがセリエA最終節のベストセーブに選出される！

　イタリア・セリエA最終節、アタランタ対パルマの試合が現地時間25日に行われ、パルマが3-2で勝利した。セリエA公式サイトでは、最終節のベストセーブ10本を選出。パルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶が、アタランタ戦で見せた好セーブも選ばれている。

　16位で最終節を迎えたパルマは、残留をかけてアタランタとの試合に臨んだ。先発出場した鈴木は、32分、33分と立て続けにアタランタFWダニエル・マルディーニに得点を許してしまう。

　同サイトが、最終節のベストセーブの1つに選んだのは2点を追いかける展開で迎えた41分のシーンだ。MFマルコ・ブレシャニーニが、ペナルティエリア手前にいたFWマテオ・レテギへとスルーパスを送る。DF陣の寄せが間に合わず、パルマはレテギにフリーでシュートを打たせてしまった。

　しかし、鈴木はこのシュートに素早く反応。左手一本で弾くビッグセーブを披露し、今季セリエA得点王に輝いたストライカーにゴールを許さなかった。

　守護神の好セーブで勢いに乗ったパルマは、49分にMFアントワーヌ・エノーのゴールで1点を返す。さらに71分、FWヤコブ・オンドレイカがネットを揺らして同点とした。そして、後半アディショナルタイムにオンドレイカが逆転ゴールを決めて、パルマが3-2で勝利。16位を確定させて、セリエA残留を決めている。