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今季でバイバイ!? バルセロナの放出候補5人。期待されながらも“退団への扉”が開かれている男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:アンドレアス・クリステンセン(デンマーク代表)

クリステンセン 放出
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年4月10日
24/25リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト

「実力がある」ということと「チームに残留する」ということは、必ずしも両立するわけではない。アンドレアス・クリステンセンが高い実力を有しているのは疑いようのない事実だが、2024/25シーズン限りで退団する可能性はそれなりに高そうだ。

「行方不明となったクリステンセン」は、今季のバルセロナにおける“ミステリー”の1つだった。現地時間2024年8月17日に行われたラ・リーガ第1節のバレンシア戦で途中出場を果たした後、クリステンセンは左アキレス腱炎で戦線離脱。その後も一向に回復の気配がないまま、約5カ月間ピッチを離れた。

 だが、今年1月に一度ベンチに戻ってきた後、クリステンセンは再びコンディション不良に陥ってしまう。結局、復帰したのは今年4月30日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグのインテル戦。ラ・リーガ開幕戦から256日が経過していた。

 187cmの長身を活かした空中戦、巧みなビルドアップと、クリステンセンがフリック・バルサにもたらす効果は大きい。だが、今季の稼働率の低さがパウ・クバルシやイニゴ・マルティネスといったセンターバック陣の負担増につながったのは事実であり、ハンジ・フリック監督がクリステンセンに代わる計算の立つ選手を求めたとしても何ら不思議ではない。

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【了】

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