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【写真：Getty Images】

伊東純也らは呆然

　フランス・リーグアンの昇降格プレーオフ2ndレグ、スタッド・ランス対FCメスの試合が現地時間29日に行われ、S・ランスが1-3で敗れている。この試合に敗北したことで、S・ランスは7年ぶりとなる2部降格が決まった。S・ランスに所属するサッカー日本代表MF伊東純也、MF中村敬斗は先発出場し、DF関根大輝はベンチスタートとなった。

　リーグ・アン残留をかけて大一番に臨んだS・ランス。前半から積極的にゴールを狙ったが、スコアは動かず後半に突入する。迎えた57分、MFアマドゥ・コネからのパスをペナルティエリア内で受けた伊東は、ワンタッチで裏に抜け出したMFアンジュ・マルシャル・ティアへと通す。ティアは勢いよく右足を振り抜き、貴重な先制点を奪った。

　しかし、関根が途中出場した直後、メスDFマテュー・ウドルに同点ゴールを許してしまう。90分で決着はつかず、試合は延長戦に突入した。すると、110分、S・ランスはメスMFアルファ・トゥーレに痛恨の勝ち越しゴールを許してしまった。

　さらに、114分にはMFゴティエ・ハインがダメ押しの3点目を決めている。試合は1-3で終了し、合計スコア2-4で敗れたS・ランスは7年ぶりに2部降格が決まった。

　試合終了後、先発フル出場して120分間を戦い抜いた伊東は、呆然とした表情でピッチを見つめた。途中出場の関根は、ショックでピッチに座り込んでいる様子がカメラに捉えられている。