海外日本人選手　最新ニュース

　1990年代にはシャープ株式会社がマンチェスター・ユナイテッドの胸スポンサーを務めるなど、多くの日本企業が海外クラブのユニフォームにその名を轟かせていた。近年は日本国内の不景気の余波も受けてこうした事例は減少しつつあるが、今回は、現在も海外クラブの胸スポンサーをしている企業を紹介する。

企業名：株式会社マルハン

提携先：シント＝トロイデン（ベルギー）
事業内容：パチンコ

　2017年に合同会社 DMM.comが経営権を獲得して以降、シント＝トロイデンで多くの日本人選手がプレーしている。

　現在は小久保玲央ブライアンや小川諒也、谷口彰悟、山本理仁、藤田譲瑠チマ、伊藤涼太郎、小森飛絢の7名が所属しており、過去には遠藤航や冨安健洋、鎌田大地ら後に他の欧州のクラブで結果を残した選手たちもベルギーの古豪で経験を積んだ。

　シント＝トロイデンは日本の各企業とのスポンサー契約を締結している。その中でも大きな動きがあったのが2022年4月。パチンコホールを主な事業とする株式会社マルハン（以下マルハン）と資本業務提携を締結した。

　CEOの立石敬之氏は現役時代に大分トリニータでプレーした経験があり、マルハンは2009年まで同クラブのスポンサーを務めていた。そういった縁からのスポンサードになったようで、2024/25シーズンからはプラチナスポンサーとしてシント＝トロイデンのユニフォームに「MARUHAN」の文字が刻まれた。

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