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前田陽輝が公式戦初ゴール
アビスパ福岡は11日、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会2回戦でJFLの沖縄SVをベスト電器スタジアムに迎え、2-0で勝利。3回戦進出を決めた。この試合では、16歳のMF前田陽輝が先制点をマーク。その得点は、公式戦でのクラブ史上最年少ゴールとなった。
0-0で迎えた65分、DF橋本悠の左サイドからのライナー性のクロスに反応した前田は、相手DFの前に入り込んで、右足でネットを揺らした。カテゴリーの下の相手に苦しんでいたチームに貴重な先制点をもたらした。
前田はアビスパ福岡U-18に所属し、先月に2種登録。5月21日に行われたJリーグYBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦のカターレ富山戦でトップチームデビューを飾っており、プロの舞台の2試合目で初得点を挙げた。
期待の生え抜きのゴールで均衡を破った福岡は、89分にオウンゴールで1点を追加し、2-0で沖縄SVを下した。3回戦では、ファジアーノ岡山に勝利したギラヴァンツ北九州と対戦。5年ぶりの福岡ダービーに臨む。