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前田直輝がゴール！

　J1リーグのサンフレッチェ広島は11日、天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会2回戦でBrew SAGA（九州サッカーリーグ）と対戦し、3-1の勝利を収めた。広島に所属する30歳のFW前田直輝がダメ押しゴールを決め、チームの勝利に大きく貢献している。

　先制点が生まれたのは4分。右サイドからのクロスにファーサイドでマルコス・ジュニオールが合わせてゴールネットを揺らす。さらに33分、こぼれ球をマルコスが押し込んで追加点を奪う。41分に粕谷海土のゴールで1点差に迫られるも、終盤にダメ押し弾が決まる。

　81分、井上潮音の縦パスに反応した前田がペナルティエリア内で反転。絶妙なトラップから相手DFをかわし、最後は右足のシュート。これがゴールに吸い込まれた。ボールを受ける前からフィニッシュまで全てが完璧だった。結局3-1で勝利し、3回戦へと駒を進めた。次のラウンドではJ2の藤枝MYFCと対戦する。