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久保建英、バイエルン・ミュンヘンへ移籍の可能性
レアル・ソシエダに所属する24歳の日本代表MF久保建英を獲得するため、昨季のブンデスリーガ王者であるバイエルン・ミュンヘンが動き出したようだ。最初に3500万ユーロ(約56億円)程度のオファーを提示する準備を進めていると、スペインメディア『フィカジェス』が12日に報じている。
久保は昨季公式戦52試合に出場し7得点4アシストを記録。チームの主力として活躍しているが、ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が退任するのに伴い、久保も移籍する可能性が高まっていた。ソシエダとの契約は2029年6月まで残っているが、同選手には6000万ユーロ(約96億円)の契約解除金が設定されている。ただし、交渉が成立した場合、保有権を保持しているレアル・マドリードに半分の利益を支払う必要があるため、それが移籍の障害となっていた。
そんな中、同メディアによると「攻撃陣の若返りを図るバイエルンが、新たなプロジェクトの重要なピースとして久保を評価している。ソシエダでの活躍はバイエルンの首脳陣の目に留まり、すでに具体的なオファーの準備に入っている」という。一番最初の提示額は、契約解除金に遠く及ばないが、これが交渉を始めるための出発点となる可能性があるようだ。
それを踏まえ、同メディアは「バイエルンのスポーツ的・経済的条件が彼を納得させた場合、引き留めるのは難しいとの認識が、ソシエダにはある。バイエルンにとっても、この金額は現実的であり、欧州大会での経験とさらなる成長の余地を持つ才能として久保を高く評価している」と伝えている。果たして、久保を巡るクラブ間の話し合いはうまくいくのだろうか。
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