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「退団を正式に要請」ソシエダMF久保建英、指揮官退任で移籍か。現地は今夏に主力3名が退団と報じる【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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ソシエダの久保建英
【写真:Getty Images】

久保建英は今夏にソシエダを退団か

 スペイン・ラ・リーガのレアル・ソシエダは24日、チームを率いるイマノル・アルグアシル監督が今季限りで退任することを発表した。スペインメディア『FICHAJES』は25日に、ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英を含む主力選手3名が、今夏の移籍市場で退団するだろうと伝えている。

 

 ソシエダ出身のアルグアシル監督は、18年にトップチームの指揮官に就任。22年には、クラブとして10年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ出場を果たすなど、約6年半にわたってチームを指揮した。

 22年7月には、レアル・マドリードから久保を獲得。指揮官のもとで成長した久保は、今季公式戦47試合に出場し7ゴール4アシストを記録している。

 同メディアは、「イマノルの退団に伴い、ソシエダからの退団を希望した3選手」と題して、次のように述べた。

「ソシエダの監督が退任を発表したことで、ロッカールームでは連鎖反応が起きた。久保建英、マルティン・スビメンディ、ホン・アランブルの3人の主力選手が、今夏にクラブを退団することを正式に要請している。地元出身である指揮官の退任は、ファンだけではなく、監督をチームの成長の重要な柱と考えていた選手たちにも影響を与えた」

 そして、「クラブで最も影響力のある選手の一人である久保を例に挙げると、プレミアリーグのリバプールとニューカッスルがすでに関心を示している。スビメンディは、アーセナルやレアル・マドリードのような強豪チームの注目を集めた。今シーズンのサプライズであるアランブルは、インテル、アストン・ヴィラ、ニューカッスルなどのクラブの名前が挙がっている」と、今夏の移籍市場で多くのクラブが、久保を含めた3名の獲得に動く可能性があると伝えた。

 ソシエダは、リーグ戦33試合を消化した時点で勝点42の10位につけている。UEFAカンファレンスリーグ出場圏内の7位セルタとは4ポイント差、UEFAヨーロッパリーグ出場圏内の6位ビジャレアルとは10ポイント差だ。仮に、来季の欧州の大会出場権を獲得できなかった場合、同メディアが報じているように久保などの主力選手を引き留めるのは難しいだろう。

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