FIFAクラブワールドカップ2025　最新ニュース

　FIFAクラブワールドカップ（CWC）2025が開幕を迎えた。2000年に発足した同大会で、最も結果を残しているクラブはどこなのか。今回は、今大会を含めない過去20大会で最も多くの勝ち星を挙げているクラブをランキング形式で紹介する。※PK戦は勝敗に関わらず引き分けとしてカウント。情報は大会開幕前の時点

5位：サンフレッチェ広島（日本）

【写真：Getty Images】

通算成績：5勝0分2敗

　5位には、2大会に出場経験のあるサンフレッチェ広島がランクインした。

　サンフレッチェ広島は、FIFAクラブワールドカップ（クラブW杯）の出場条件であるAFCアジアチャンピオンズリーグ（ACL）の優勝経験がない。それでも2大会に出場しているのは、過去に日本での開催が多かったことが影響している。

　クラブOBである森保一監督が就任した2012シーズンからJ1リーグを2連覇すると、2ステージ制が復活した2015シーズンも年間優勝。クラブW杯には、日本開催の2012年と2015年大会に出場した。

　佐藤寿人が3ゴールを決めて大会得点王に輝いた2012年大会は、オセアニア王者オークランド・シティとアジア王者・蔚山現代に勝利して5位。2015年大会は準決勝で南米王者リーベル・プレートに惜しくも敗れたが、3位決定戦でアジア王者・広州恒大に勝利して日本勢では史上3チーム目となる3位で大会を終えた。

　2016年を最後に日本開催のクラブW杯が開催されておらず、Jリーグのクラブが大会に出場するためにはアジア王者になることが必須の状況が続いている。こうした背景もあり、2大会で通算5勝したサンフレッチェ広島が日本勢ではトップとなっている。