4位:モンテレイ(メキシコ)
通算成績:6勝2分4敗
4位には、5大会に出場経験のあるメキシコの強豪モンテレイがランクインした。
このチームが初めてFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)に出場したのは、日本で開催された2011年大会。この頃に彼らはクラブの黄金期を迎え、大会に出場するために優勝が必須のCONCACAFチャンピオンズリーグを2011年から3連覇。2019年と2021年にも優勝しており、クラブW杯の常連チームの1つとなった。
準々決勝(2回戦)からの出場となる本大会では、アジア勢相手に相性の良さを披露している。初出場の2011年大会は柏レイソル相手にPK戦で敗退(記録上は引き分け)したが、それ以降は3勝1分(アル・ヒラル戦はPK戦で勝利)と大きく勝ち越した。
しかし、過去に2度進出した準決勝では、チェルシーとリバプールに敗戦と、圧倒的な戦力を持つ欧州王者相手には勝利したことがない。そのため決勝進出の経験がなく、過去最高位は2012年大会と2019年大会の3位だ。
今大会の出場チームにも名を連ねており、グループステージでインテル、リーベル・プレート、浦和レッズと対戦する。勝利数を「6」からどこまで伸ばせるだろうか。