3位:バルセロナ(スペイン)
通算成績:7勝0分1敗
3位には、4大会に出場経験のあるバルセロナがランクインした。
欧州王者は過去のFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)のレギュレーションであれば、準決勝が初戦だった。そのため最大でも1大会で2勝しか挙げられないことから「通算成績ランキング」は伸びにくい傾向にある。
それでも3位にランクインしたことからもわかるように、バルセロナは2000年代以降に世界を牽引するチームの1つだった。フランク・ライカールト体制の2006年にクラブW杯初出場を飾ると、世界最高の選手であるリオネル・メッシが中心選手として君臨していた2009年、2011年、2015年にも出場している。
通算4度の出場で優勝は3回。メッシが出場した3大会はいずれも優勝しており、日本開催の2011年大会と2015年大会を現地で観戦した日本人サポーターも多いのではないだろうか。
ほとんどの試合で自分たちの強さを発揮した一方で、大会唯一の黒星を喫したのが初出場の2006年大会の決勝である。後にミランへと引き抜かれる元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが17歳でインパクトを残した大会で、ファイナルで0-1の敗戦を喫した。