2位:アル・アハリ(エジプト)
通算成績:11勝1分14敗
2位には、9大会に出場経験のあるエジプトの強豪アル・アハリがランクインした。
通算9大会の出場は、11大会に出場経験のあるオセアニアのオークランド・シティに次ぐ歴代2位の記録であり、FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)の常連チームの1つだ。
2005年大会に初出場を果たすと、続く2006年大会でクラブ史上最高位である3位で大会を終えた。2013年大会以降はしばらくクラブW杯に出場できない期間もあったが、2020年大会に7年ぶりに名を連ねると、同大会と2021年大会、2023年大会で3位フィニッシュ。近年は存在感が増している。
アジア勢や北中米勢相手には高い勝率を誇る一方で、高いハードルとなっているのが自分たちよりも優れた戦力を持つ欧州勢と南米勢だ。2021年大会の3位決定戦でパルメイラス相手にPK戦で勝利(記録上は引き上げ)したが、それ以外は全て敗戦。決勝進出の経験は一度もない。
それでも決して資金力があるとは言えないアフリカ勢で11勝も挙げているのは賞賛に値するだろう。今大会の出場チームにも名を連ねており、結果次第では歴代トップの勝利数を更新する可能性もある。