17位タイ:ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)
監督:ミゲル・アンヘル・ルッソ
2025リーグ戦績:グループA2位(10勝3分3敗)※16日時点
戦力値:70(攻撃力15,守備力12,選手層14,勝負強さ15,采配力15)
アルゼンチンでリーベルプレートと人気を二分するが、伝統的に労働者階級を地盤とする熱狂的なサポーターでも知られており、過去の調査ではアルゼンチン人の40%がボカ・ジュニアーズのサポーターとされた。
南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスは1977年、1978年、2000年、2001年、2003年、2007年の6回優勝しており、FIFAクラブワールドカップ(W杯)の前身であるインターコンチネンタル・カップも1997年、2000年、2003年の3度制覇し、当時の世界最強クラブに輝いている。
現在エースにして頼れるキャプテンが元ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニで、同じウルグアイ出身のミゲル・メレンティエルと2トップを組む。その2人をチリ代表の攻撃的MFカルロス・パラシオスが柔軟にサポートする。
中盤には元スペイン代表の司令塔アンデル・エレーラ、右サイドには運動量が豊富なスイス代表DFルーカス・ブロンデルが構えており、ボカ史上で最も国際色豊かなスカッドと言える。
攻撃力の方が目立つメンバー構成ではあるが、ボランチが本職ながらセンターバックとしても奮闘する元アルゼンチン代表のロドリゴ・バタグリアは攻守に存在感のあるプレーで、後ろから攻撃的なチームを支える。
アカデミー育ちのU-20アルゼンチン代表MFミルトン・デルガドは小柄だが、バランスワークと配球力に優れる、ボカの希望の星だ。