14位：FCポルト（ポルトガル）
監督：マルティン・アンセルミ
24/25リーグ戦績：3位（22勝5分7敗）
戦力値：73（攻撃力14,守備力14,選手層16,勝負強さ15,采配力14）
“ドラゴン”の異名を持つポルトガル3大クラブの一角で、現在はかつてクラブをUEFAヨーロッパリーグ（EL）王者に導いた“AVB”ことアンドレ・ビラス・ボアスが会長の座に座っている。
リーグ優勝は30回とライバルのベンフィカには及ばないが、近代になってからの強さはスポルティングCPを含むビッグ3の中でも際立っている。FIFAクラブワールドカップの前身であるトヨタカップでも、1987年と2004年の2度の優勝を誇る。
エースは21歳のスペイン代表FWサム・アゲオワで、ナイジェリアにルーツのある193cmの巨漢ストライカーは迫力あるフィニッシュでゴールネットを揺らす。マルティン・アンセルミ監督は[3-4-2-1]を好み、左ウイングバックのフランシスコ・モウラは左からのクロスで多くの得点をアシストしている。
3バックの右を担うマルティム・フェルナンデスの攻め上がりもポルトの生命線であり、10番を付ける組立役のヴィエイラがうまくボールを前に運ぶことができれば、厚みのある攻撃を実現できる。
18歳のFWロドリゴ・モウラは小柄ながら卓越した技術とスピードでゴールを決める躍進のキーマンだ。2024/25シーズンにはリーグ戦で10得点を記録したが、クラブW杯でも波に乗れば大ブレイクする可能性は大いにある。
