12位:ベンフィカ(ポルトガル)
監督:ブルーノ・ラージ
24/25リーグ戦績:2位(25勝5分4敗)
戦力値:76(攻撃力15,守備力16,選手層15,勝負強さ14,采配力16)
鷲を象徴とするポルトガルきっての名門であり、サッカー史で最も偉大な選手の一人であるエウゼビオが長く在籍した。現在は元ポルトガル代表のレジェンドであるマヌエル・ルイ・コスタが会長を務める。
プリメイラ・リーガを38回、タッサ・デ・ポルトガルを29回優勝しており、UEFAチャンピオンズリーグ(旧チャンピオンズカップ)も1960/61、1961/62と2度制している。欧州でも有数の名門だ。昨年9月から率いるブルーノ・ラージ監督は知性派として評価を高めており、洗練されたパスワークとサイドアタックを植え付けている。
最終ラインで百戦錬磨のアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディが奮闘するが、“相棒”のポルトガル代表DFアントニオ・シウバも21歳の若さながら、欧州のビッグクラブから関心が寄せられるというハイスケールの逸材だ。
中盤でチームの強度を高めるのはフロレンティーノ・ルイスだ。とにかくボールを奪う能力が高く、そこからノルウェー代表MFフレドリック・アウルスネスなどによるチャンスメイクにつなげる。
チームの象徴的な存在は右ウイングを担うアンヘル・ディ・マリアだが、大会後に母国アルゼンチンのロサリオ・セントラルに復帰することが決まっている。