なでしこジャパン・WEリーグ　最新ニュース

塩越柚歩のスーパーゴール

　日本サッカー協会（JFA）は17日、現地時間27日に行われるサッカースペイン女子代表戦と7月に開幕するEAFF E-1サッカー女子選手権に臨むなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）のメンバーを発表した。日テレ・東京ヴェルディベレーザに所属するMF塩越柚歩は昨季のWEリーグでスーパーゴールを奪っている。

　WEリーグ中心で構成されたE-1サッカー選手権に臨むなでしこジャパンに、東京五輪を経験したMFが復帰を果たした。2024年10月の韓国女子代表戦のメンバーに追加招集され、約3年ぶりの選出。ニルス・ニールセン体制では、初めてプレーすることとなる。

　三菱重工浦和レッズレディースは昨季3位に終わり、3連覇を達成することはできなかったが、塩越はリーグ戦19試合の出場で3ゴールを挙げ、チームの中心選手として活躍した。2025/26シーズンから、元浦和レッズレディースの楠瀬直木監督が率いるベレーザでプレーする。

　2024年11月9日に行われたWEリーグ第8節のサンフレッチェ広島レジーナ戦にスタメン出場した塩越は、61分に先制点を奪う。藤﨑智子のパスを受け、右斜め後方からのボールを右足でダイレクトシュート。難しい体制からのシュートだったが、ゴール右上の絶妙なコースへ決めた。綺麗な軌道のスーパーゴールが決まった。続く73分に追加点を奪い、79分に失点するも、2-1で勝利を収めた。

　昨年10月以来の招集を果たした塩越は背番号10をつけ、E-1選手権に挑む。果たして、ニールセン監督にアピールすることができるのだろうか。