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PK奪取の金子拓郎が試合後に語ったこととは?
浦和レッズは現地時間17日、FIFAクラブワールドカップ2025(CWC)グループE第1節でアルゼンチンのリーベル・プレートと対戦し、1-3で敗れた。試合後、71分までプレーし、PKを獲得したMF金子拓郎が取材に応じ、初戦を振り返っている。
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重要な第1戦でアルゼンチンの強豪、リーベルと対戦した浦和。12分にファクンド・コリーディオにヘディングシュートを叩き込まれた浦和は、さらに後半立ち上がりにミスから失点し、2点を追う展開に。それでも、ボックス内でサミュエル・グスタフソンのパスを受けた金子がボックス内で相手DFに倒され、PKを獲得。これを松尾佑介がきっちり沈め、1点差に詰め寄る。 しかし、ボールを持つ時間を作り、やや浦和ペースに傾いていた中、73分にセットプレーから痛恨の失点。大事な初戦を1-3で落とした。
「相手の方が前評判も高いですし、こっちはチームとして全員で戦おうとみんなで話して臨んだ」と明かした金子は、「前半我慢の時間が多くて、押されてしまったんですけど、0-1のまま進めようと失点の直後に話してやったので、ボールを持たれる時間が長かったんですけど、我慢はできていたかなと。後半は良い流れの時に1点を返すことができて、そこから追加点が取れればよかったなと思います」と初戦を振り返った。
58分に自身がマルコス・アクーニャに倒されてPKを獲得したシーンについては「サミュエル(・グスタフソン)が運んでいて、ボールが少し弱くなったので、ちょっと中行くフリというか、食いつかせる感じで剥がせると思った。自分的には突破できた感じがあったんですけど、体に突っ込まれたので、これはPKだなと思った」と得点に繋がったプレーを説明した。
後半には相手陣内でプレーする時間を多く作り、南米の強豪相手にある程度は戦えていた浦和だが、仕留める力や要所要所でレベルの高さを見せつけたリーベル。そんな相手に対し、金子は「後半に関して言えば、立ち上がりに失点してしまいましたけど、自分たちが押し込む時間も長かった」と話しつつも、「やっぱりひとつひとつの質だったりは、相手の方が高かったかなというのは実感してます」とピッチ内で感じた“差”について語った。
第2戦では、初戦でモンテレイと引き分けたインテルとの対戦。互いに勝ち点「3」を目指す戦いが予想される次戦について「本当に次負けたら予選突破っていうのは難しくなってしまうってのはもう全員がわかってるので、自分たちの全てを出して、勝利だけを考えて臨みたい」と27歳のドリブラーは意気込みを語った。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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