FIFAクラブワールドカップ2025　最新ニュース

【写真：Getty Images】

日韓のクラブの敗北に衝撃

　FIFAクラブワールドカップ2025（CWC）グループE第1節、リーベル・プレート（アルゼンチン）対浦和レッズの試合が現地時間17日に行われた。試合は浦和が1-3で敗れている。韓国メディア『wikitree』は20日に、日韓を代表とする名門クラブが揃って敗北したことを衝撃とともに伝えた。

　クラブW杯の初戦に臨んだ浦和は、12分に先制点を決められてしまうと、48分にはDFマリウス・ホイブラーテンのクリアミスをFWセバスティアン・ドリウッシに押し込まれて2点を追う展開に。58分にMF松尾佑介がPKで1点を返すも、ダメ押しとなる3点目を決められて1-3で敗れた。

　一方で、韓国からは唯一の参加クラブとなった蔚山HD FC（韓国）はマメロディ・サンダウンズFC（南アフリカ）に0-1で敗れている。今回の大会では総じてアジア勢が苦戦しており、グループステージ第1節で勝点を手にしたのはレアル・マドリードと引き分けたアル・ヒラル（サウジアラビア）のみという状況だ。

　同メディアは、「アジアサッカーの二大軸である韓国と日本が、クラブW杯初戦で並んで敗戦した」と、両クラブの敗戦について言及。

　そして、「アジア最強国の韓国と日本の代表的なクラブが、並んで世界の高い壁を痛感した。対照的に、アル・ヒラルは『ヨーロッパ最強』のマドリーと対等な試合を繰り広げて引き分けている」とサウジ勢の強さを指摘した上で、「初戦で敗北した日韓の両クラブが、残りの試合でどんな姿を見せるのか関心が集まっている」と、アジア勢が決勝トーナメントに残れるか注目していた。

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