フットボールチャンネル

フォーカス 6か月前

史上最悪の暴落!? 市場価値、1シーズンの下落額ランキング6〜10位。なぜ大幅ダウン?評価を下げた大物たち

シリーズ:市場価値下落ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:リオネル・メッシ

リオネル・メッシ
【写真:Getty Images】

生年月日:1987年6月24日
該当シーズン:2019/20
当時の所属クラブ:バルセロナ
市場価値の下落額:3800万ユーロ(約60.8億円)

 9位には、2019/20シーズンに市場価値が1億5000万ユーロ(約240億円)から3800万ユーロ(約60.8億円)下がったリオネル・メッシがランクインした。

 2016/17シーズンから3季続けてヨーロッパのゴールデンブーツに輝いたメッシは、32歳で2019/20シーズンが開幕。ラ・リーガ33試合で25得点22アシストを記録して7度目のピチーチ賞(ラ・リーガ得点王)を受賞している。

 この成績で3800万ユーロ(約60.8億円)も市場価値が下落するのは厳しいようにも映るが、それまでメッシが残した記録と比べると仕方がないのかもしれない。ゴールデンブーツを3季続けて獲得していた期間はいずれも37ゴール、34ゴール、36ゴールを記録しており、その比較では25ゴールは彼の高い基準では少なかった。

 加えて同シーズンのバルセロナは12季ぶりに無冠に終わり、何よりも印象的だったのがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のバイエルン・ミュンヘン戦の2-8の大敗だ。こうしたチーム状況の悪さやメッシ自身の得点の減少、32歳という年齢を総合的に考慮しての大幅ダウンだったと予想される。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!