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史上最悪の暴落!? 市場価値、1シーズンの下落額ランキング6〜10位。なぜ大幅ダウン?評価を下げた大物たち

シリーズ:市場価値下落ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:レロイ・サネ

レロイ・サネ
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年1月11日
該当シーズン:2024/25
当時の所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
市場価値の下落額:3800万ユーロ(約60.8億円)

 7位には、2024/25シーズンに市場価値が7000万ユーロ(約112億円)から3800万ユーロ(約60.8億円)下がったレロイ・サネがランクインした。

 2020年夏のバイエルン・ミュンヘン移籍以降、背番号「10」を背負いチームを牽引していたウインガーは、時期によってのパフォーマンスの波があった中でも高いクオリティを維持していた。しかし、契約最終年を迎えた2024/25シーズンは序列に変化があり、過去数シーズンと比較するとプレータイムを減らしている。

 その要因の1つとなったのが、2024年夏にクリスタル・パレスから加入したミカエル・オリーズの存在だ。それまで右WGは主にサネがレギュラーポジションを掴んでいたが、若きフランス代表FWに押し出される形でプレーエリアが左サイドへと変化。バイエルン加入後では最多となるリーグ戦11ゴールを決めた一方で、出場時間は最少の1634分間に留まった。

 この序列低下が、市場価値が3200万ユーロ(約51.2億円)まで下がった要因だと考えられる。現在行われているFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)を最後に契約満了でバイエルンを離れ、トルコの強豪ガラタサライに移籍することが決定した。

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