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久保建英、バイエルン行きの噂が浮上しているが…
レアル・ソシエダに所属する24歳の日本代表MF久保建英に関しては、昨季ブンデスリーガ王者のバイエルン・ミュンヘンへ移籍する可能性が浮上している。実現した場合、一番の勝者となるのはレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長かもしれない。英語版の『マドリード・バルセロナ.com』が23日に報じた。
久保は2019年6月にFC東京からレアルへ完全移籍した後、マジョルカ、ヘタフェ、ビジャレアルにレンタル移籍して武者修行を経験。2022年7月には650万ユーロ(約10億4000万円)でソシエダに移った。昨季は公式戦52試合に出場し7得点4アシストを記録。その活躍を受け、バイエルンから関心を示されるようになった。ただし、同選手には6000万ユーロ(約96億円)の契約解除金が設定されており、移籍の足枷となっている。
それでもバイエルンが獲得を決めた場合、最も恩恵を受けるのはソシエダではなく、古巣のレアルとなりそうだ。同メディアは「久保がソシエダへ移籍する際、レアルは50%の権利を保有し続ける契約を結んでいた。仮にバイエルンが彼の契約解除金を満額支払えば、その半額の3000万ユーロ(約48億円)がレアルの懐に転がり込む。交渉も不要、労力も不要という、まさに棚から牡丹餅のような取引だ。ベルナベウの経営陣は、すでにこの可能性に色めき立っている。ビッグクラブが鎬を削る現代フットボールにおいて、この予想外の収入は財政をさらに安定させる神の恵みだ」と伝えている。
続けて「ソシエダでの成長は想像を超えるものだった。今やフロリアン・ヴィルツのプランBとしてバイエルンが関心を示すほどの選手となり、その恩恵をレアルが受ける構図だ。手を打つ必要がなく、あとは待つだけ。バイエルンが獲得してもレアルは勝者となる」との見解を示した。それを踏まえ、同メディアは「ペレスは、試合はピッチ上だけでなく、オフィスの中でも勝てることを改めて証明し続けている」と結論づけている。果たして、レアルが得するような取引は実現するのだろうか。
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