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去就はどうなる? まもなく契約満了を迎える海外日本人5人。今夏の動きに注目のサムライたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 6月も後半に入り、移籍の話題も増えてきた。とくに、今月いっぱいで契約が切れる選手の去就は気になるところだ。そこで今回は、6月末で契約満了を迎える海外クラブ所属の日本人選手をピックアップして紹介する。※情報は24日時点。成績は『transfermarkt』を参照

MF:藤本寛也(ふじもと・かんや)

藤本寛也
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年7月1日
所属クラブ:ジル・ヴィセンテ(ポルトガル)
24/25リーグ戦成績:30試合5ゴール6アシスト
契約期間:2025年6月30日まで

 ポルトガルのジル・ヴィセンテで背番号10を背負ってきた藤本寛也は、今季のステップアップ移籍が期待されている。

 東京ヴェルディのユース出身の藤本は、2018年にトップチームへと昇格した。デビューシーズンからリーグ戦25試合に出場し3ゴール3アシストを記録するなど、才能の片鱗を見せた同選手は、プロ3年目の2020年夏に期限付き移籍という形でヴィセンテに加入している。

 初の海外挑戦となった20/21シーズンにリーグ戦27試合に出場すると、翌シーズンからはレンタル中にもかかわらず、背番号10を背負うことに。すると一気にレギュラーに踊り出て、主にトップ下のポジションで同32試合に出場。その全てがスタメンでのプレーとなっている。

 自らの居場所を掴んだ藤本は、シーズンオフの2022年夏に2025年6月末までの契約を結び、完全移籍でチームの中心選手となった。23/24シーズンには自己最多のリーグ戦7アシスト、今季は第2節のAVS戦でハットトリックを記録するなど、随所に印象的な活躍を見せている。

 しかし、今月末に切れる藤本の契約は、未だ延長されていない。そんな同選手について、英紙『Birmingham Live』は、バーミンガム・シティとの契約が合意間近だと報道している。藤本にとってキャリア2度目となる移籍は、チャンピオンシップに復帰した古豪へのステップアップとなりそうだ。

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