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「残るという決心を」遠藤航のリバプール残留は予想外!?英記者が驚き「出場機会を求めて移籍すると思っていた」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】

遠藤航、移籍の噂に終止符

 リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航に関しては、今夏の移籍市場でチームを退団するとの見方が強まっていた。しかし、周囲の予想に反して残留を明言。この決断にデビッド・リンチ記者が驚いていると、英メディア『アンフィールド・セントラル』が25日に報じている。

 

 遠藤は昨季公式戦32試合に出場したが、先発起用されたりフル出場を果たした試合はFAカップやEFLカップ(カラバオ・カップ)、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)が大半で、プレミアリーグでは1試合の先発出場にとどまっていた。それも優勝決定後のチェルシー戦であり、それほど重要ではない一戦である。途中出場が多くを占め、リバプールがリードした展開で起用された時は“クローザー”のような役割を担い、守備で勝利に貢献する活躍を見せていた。とはいえ、来年にワールドカップを控えている状況で、このまま控えに甘んじているわけにもいかない。状況を打破するため、移籍するとの見方が強まっていた。

 だが、移籍の噂に終止符を打つように遠藤は残留を明言。それを踏まえ、リンチ記者は「様々な人から話を聞く限り、中盤の補強が今夏の優先事項になるという雰囲気は全く感じない。例えば、ハーヴェイ・エリオットのように、移籍の可能性が現実味を帯びてきた選手もいるが、遠藤に関しては、つい最近関係者に話を聞いたところ、彼は出て行くつもりはなく、むしろ残ると決心している。正直言って、もっと出場機会を求めて移籍を考えるかと思っていたので意外だった」と語っている。遠藤は来季へ向けてポジション争いに臨む決意を固めているようだ。

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【了】

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