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【写真：Getty Images】

鮮やかな先制ゴール！

　なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）は現地時間27日、国際親善試合でスペイン女子代表と対戦した。試合は1-3でなでしこが敗れている。この試合では、なでしこジャパンのFW田中美南が鮮やかなファーストタッチからスペイン相手に先制ゴールを決めた。

　キャプテンのMF長谷川唯がコンディション不良で不参加となったスペイン遠征。なでしこは、中盤をMF三浦成美、MF松窪真心、MF宮澤ひなたの3人で構成した。前線には、FW浜野まいか、FW藤野あおば、そして田中が起用されている。

　立ち上がりからスペインにボールを保持される展開が続くも、スコアを動かしたのはなでしこ。相手のパスミスを高い位置でカットすると、右サイドにいた浜野へと展開した。ペナルティエリア内に侵入した浜野は、ゴール前の田中へと折り返す。

　ボールを受けた田中は、ワンタッチでターンに成功するとそのまま左足を振り抜き先制ゴールを決めた。田中の完璧なファーストタッチからの反転、そしてGKの逆をついた見事な先制弾だった。

　先制したなでしこだが、その後3失点してしまい1-3でスペインに敗れている。ブラジル女子代表戦に続き、ニルス・ニールセン監督体制になってから初の3連敗を喫した。