4位:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)

【写真:Getty Images】
市場価値:3億5500万ユーロ(約568億円)
上昇額:1億700万ユーロ(約171.2億円)
4位には、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したアイントラハト・フランクフルトがランクインした。
彼らがこの順位にランクインしているのは“偉業”とも言えるだろう。というのも、冬の移籍市場でリーグ戦15得点10アシストのオマル・マルムーシュがマンチェスター・シティに引き抜かれたからだ。移籍した時点で6000万ユーロ(約96億円)の市場価値があった選手の穴を埋めることは簡単ではない。
それでも昨年9月1日からは総額1億700万ユーロ(約171.2億円)もの上昇をみせている。その立役者となったのが、昨夏に完全移籍へと移行して加入したウーゴ・エキティケだ。身長190cmとサイズがありながらスピードがあり、ボックス外からも足を振れるポテンシャル抜群のストライカーは1年で2000万ユーロ(約32億円)から7500万ユーロ(約120億円)まで自らの価値を上げた。
2024年1月にニュルンベルクから獲得し、2024/25シーズンからフランクフルトの一員となったナサニエル・ブラウンも成長した選手の1人だ。彼も市場価値を見ると、300万ユーロ(約4.8億円)から2200万ユーロ(約35.2億円)の大幅アップを記録している。彼は9月にもドイツ代表に呼ばれるかもしれない。