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藤田譲瑠チマのドイツ1部移籍が決定

　ドイツ・ブンデスリーガ1部のザンクトパウリは27日、ベルギー1部のシント＝トロイデンVVから23歳のサッカー日本代表MF藤田譲瑠チマを獲得したことを発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。難しい角度から決めたベルギー初ゴールは圧巻だった。

　藤田は2023年7月に横浜F・マリノスからシント＝トロイデンへ完全移籍。チームで主力として活躍し、公式戦通算63試合の出場で1得点6アシストを記録した。ベルギーでのプレーが認められ、ついに欧州5大リーグのクラブへの移籍を掴み取った。

　そんな藤田が挙げたベルギー初ゴールは大きなインパクトを与えた。2023年12月28日に行われた第20節のスタンダール・リエージュ戦にスタメン出場すると、0-0で迎えた86分に均衡を破る。

　ヤルネ・シュトゥッカーズからのスルーパスにペナルティエリア右で反応すると、藤田は右足でダイレクトシュートを放つ。角度があまりなかったが、巧くボールを浮かせ、ファーサイドへ決めている。コースもボールスピードも抜群の一撃だった。

　ベルギーで成長した日本代表MFは、ドイツ1部で活躍することができるのだろうか。