レアル・マドリード最新ニュース
ギュレルの上手すぎるプレーが話題に!
レアル・マドリードは現地時間7月1日、FIFAクラブワールドカップ2025(CWC)ラウンド16でユヴェントスと対戦。1-0で勝利を収め、ベスト8進出を決めた。この試合でボランチの位置で先発したアルダ・ギュレルが、前半終了間際に華麗なプレーを披露した。
グループHを首位通過したマドリーとグループGを2位で突破したユヴェントスとの一戦。マドリーは序盤からボールを支配したが、時折ユヴェントスの鋭いカウンター攻撃を浴びる展開に。そんな互いの良さが出た前半は、スコアは動かずに後半へ。
すると54分、トレント・アレクサンダー=アーノルドの正確なクロスをゴンサロ・ガルシアが頭でネットを揺らし、マドリーが均衡を破る。その後は、圧倒したシャビ・アロンソ監督率いるチームは、追加点こそ奪えなかったものの、1-0で勝利を収め、ボルシア・ドルトムントとの準々決勝に駒を進めた。
この一戦でギュレルは、グループリーグ第3戦のザルツブルク戦に続き、ボランチの位置でプレー。元ドイツ代表MFトニ・クロース氏の引退以降、ゲームメーカーの不在が指摘されているクラブにおいて、右インサイドハーフや右ウイングを主戦場としてきた20歳は、この試合を含む直近2試合はその役割を任された。
そんな戦術理解度も高い背番号「15」は、45分に観客を沸かせた。ヴィニシウスからのサイドチェンジを開きながら右サイドで受けたギュレルは、胸トラップからアンドレア・カンビアーゾの頭上を超える完璧なタッチで抜け去ると、ボックス内に侵入し、クロス供給。得点には繋がらなかったが、ギュレルの技術の高さとセンスが詰まった一連のプレーだった。
試合を重ねるごとに徐々にシャビ・アロンソ色を強めるマドリー。新体制でのクラブ世界一に向けて、ギュレルのパフォーマンスは大きな鍵を握りそうだ。