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フォーカス 5か月前

破格!? 20歳以下の日本人、移籍金ランキング6〜10位。高い金額で引き抜かれたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:松岡大起(まつおか・だいき)


【写真:Getty Images】

生年月日:2001年6月1日
移籍日:2021年8月2日(当時20歳)
移籍元:サガン鳥栖
移籍先:清水エスパルス
移籍金:130万ユーロ(約2億800万円)

 第7位は、松岡大起だ。トップ10のなかでは唯一の国内移籍からのランクインとなった。

 現在24歳の松岡は、サガン鳥栖の下部組織出身。豊富な運動量と高いボール奪取能力を強みとするミッドフィルダーで、パリ五輪(オリンピック)世代の司令塔としてブレイクが期待されてきた逸材だ。

 2019年にJ1デビューを果たすと、同シーズンはリーグ戦23試合に出場。いきなり主力として定位置確保に成功し、同年6月にはU-22日本代表に飛び級で選出された。続く2020シーズンからもコンスタントにJ1の舞台で出場を重ね、2021年8月に清水エスパルスに活躍の場を移した。

 大きな可能性を秘めた若手であると同時に、J1クラブの主力の引き抜きということもあってこの移籍には、130万ユーロ(約2億800万円)の移籍金が発生。2021シーズンは鳥栖、清水合わせて36試合に出場した。

 順風満帆かに思われていた松岡のプロキャリアだったが、2023年3月のグレミオ・ノボリゾンチーノ(ブラジル2部)へのレンタル移籍で一転して下降線に。ブラジルでは公式戦に1試合も出場することができず、この影響もあって、パリ五輪本戦メンバーから落選してしまっている。

 そんな同選手は、昨季からアビスパ福岡へ完全移籍。主力として活躍中だ。

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