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サッカー界にトラブルは絶えず、素行の悪さが目立つ選手がいる。遅刻などチームの規律を破る者もいれば、プライベートで事件を起こす者もおり、いわゆる“問題児”でも、その種類は様々だ。ここでは、ピッチ内外で騒動を起こしたイングランドの問題児5人を紹介する。
DF:カイル・ウォーカー

【写真:Getty Images】
生年月日:1990年5月28日
主な在籍クラブ:トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・シティ、ACミランなど
イングランド代表歴:96試合1得点10アシスト
マンチェスター・シティやイングランド代表で主力選手としてプレーした実績のあるカイル・ウォーカーは、自慢のアスリート能力を武器に何度もチームのピンチを救った。
その一方で彼が所属クラブと代表チームで、キャプテンマークを巻くことはイングランド国内で疑問視されている。その理由の大半を占めるのが度重なる素行不良の問題だ。それも若い頃だけでなく、現在進行形で問題を起こし続けている。
直近で大きな話題となったのが「隠し子」騒動だ。2024年1月に妻子がいるにも関わらず、何度も不倫を繰り返して、2人の隠し子がいることが明らかに。
また、2020年にはコロナ禍のロックダウンの期間中に2人の売春婦を呼んだパーティーを開催。2023年には、男性の友人と妻ではない女性の前で酔っぱらった末に局部を露出するセクハラ行為を行うなど、女性に関連するスキャンダルが多い。
2022年にはゴシップ誌の『The Sun』に、ホテルの壁に向かって用を足している様子が激写された。女性問題を筆頭に、チーム内で責任を担う立場にあるにも関わらず軽率な行動が何度も報じられているのは、プロサッカー選手としては望ましい姿ではないだろう。
こういった素行不良を受けてマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督には、度々ウォーカーがキャプテンであることに疑問の声が寄せられていた。ただ、ACミランへのローン移籍を経た現在は構想外となっており、来季に向けては新たな所属先を探す必要がありそうだ。