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衝撃すぎる行動も!? イングランド史上最悪の問題児5人。ピッチ内外で話題を振りまいた男たち

シリーズ:問題児5人 text by photo by Getty Images

MF:ジョーイ・バートン

ジョーイ・バートン
【写真:Getty Images】

生年月日:1982年9月2日
主な在籍クラブ:マンチェスター・シティ、ニューカッスル、QPR、バーンリーなど
イングランド代表歴:1試合0得点0アシスト

 サッカー選手の「問題児」で真っ先に思い浮かべる名前がジョーイ・バートンだろう。褒められたことではないが、彼は数々の強烈なエピソードを残している。

 そのほとんどが暴力行為である。感情的になってしまうとすぐに手が出てしまう癖があり、マンチェスター・シティ在籍時にはユース選手の目にタバコを押し付けて火傷を負わせた。2007年にはトレーニング中にチームメイトのウスマーヌ・ダボの顔面を血まみれになるほど殴打して逮捕されている。

 同年12月には、泥酔状態で16歳の少年を複数回にわたって殴打して大怪我を負わせ、プレミアリーグの選手では前代未聞となる74日間の服役を経験した。

 暴力行為が目立ったのはピッチ外だけではない。QPR在籍時の2011/12シーズン最終節では、マンチェスター・シティFWカルロス・テベスに肘打ちを見舞ってレッドカードが提示。その直後には怒りのあまりセルヒオ・アグエロ、ヴァンサン・コンパニにも暴行を加えて、12試合の出場停止処分が言い渡された。

 引退後も悪癖は治っていない。フリートウッド・タウンで監督を務めていた2019年7月には、相手指揮官に暴行を加えて訴追された。2023年には女性蔑視の発言をSNSに投稿して批判を浴び、2025年3月には酔っぱらって妻の頭部を蹴ったとして有罪判決を受けた。

 これだけ素行で世間を騒がせるフットボーラーは今後現れないのではないだろうか。

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