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衝撃すぎる行動も!? イングランド史上最悪の問題児5人。ピッチ内外で話題を振りまいた男たち

シリーズ:問題児5人 text by photo by Getty Images

FW:トロイ・ディーニー

ワトフォードFWトロイ・ディーニー
【写真:Getty Images】

生年月日:1988年6月29日
主な在籍クラブ:ウォルソール、ワトフォード、バーミンガム・シティなど
イングランド代表歴:なし

 トロイ・ディーニーは、レンガ職人からプレミアリーグの選手に成り上がる“シンデレラストーリー”を完結させた。その一方で素行不良が目立つ「問題児」だったのも事実である。

 最初に大きな問題となったのが2012年の傷害事件だ。地元バーミンガムのナイトクラブの外で、泥酔の末に学生グループを襲撃。裁判所で10ヶ月間の禁固刑が言い渡され、3ヶ月間を刑務所の中で過ごした。その期間は当然ながら所属していたワトフォードで試合に出ることができなかった。

 他にも何度かピッチ外で小競り合いを起こしている。また大きな話題を集めたのが、2017/18シーズンの第10節ストーク戦での愚行だ。元ウェールズ代表MFジョー・アレンとボールを巡って衝突すると、最終的には笑顔で相手の顔面を掴みにかかった。この暴力行為で3試合の出場停止処分が言い渡されている。

 2023/24シーズンに選手コーチという形でリーグ2(イングランド4部)のフォレスト・グリーンと契約すると、2023年12月には監督に就任。しかし、6試合で未勝利という散々な結果に終わった。

 挙句の果てには、公の場で選手を「自分のチームよりもアンティーク・ロードショー(BBCの番組)を見たほうがましだ」と批判し、審判にも脅迫のコメントを発して退席処分に。成績や問題行動を総合的に判断して就任から1ヶ月も経たずして解任となった。

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