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衝撃すぎる行動も!? イングランド史上最悪の問題児5人。ピッチ内外で話題を振りまいた男たち

シリーズ:問題児5人 text by photo by Getty Images

FW:アンディ・キャロル

リバプールFWアンディ・キャロル
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年1月6日
主な在籍クラブ:ニューカッスル、リバプール、ウェストハムなど
イングランド代表歴:9試合2得点0アシスト

 アンディ・キャロルはイングランド代表のエースになるポテンシャルを秘めた選手だった。しかし、結果的にエリート街道から逸れてしまった理由の一つには、素行面に大きな課題を抱えていたことが考えられる。

 ユース時代から過ごしたニューカッスル・ユナイテッドでセンセーショナルなデビューを飾ったキャロルは、2010/11シーズン前半戦だけで11ゴールを決める圧倒的な活躍を披露。この活躍を受けて2011年冬にリバプールに、当時のイギリス人史上最高額となる4100万ユーロ(約65.6億円)の移籍金でリバプールに引き抜かれた。

 しかし、この時点ですでに多くの問題を抱えていた。後に元イングランド代表監督のファビオ・カペッロに酒癖の悪さを指摘された事実が物語るように、お酒にまつわるトラブルが多い。2009年にはナイトクラブでの暴行沙汰で逮捕されている。

 また若気の至りか、ニューカッスル時代は度重なる暴力行為が問題視されていた。チームメイトとトレーニング中に揉めて取っ組み合いの喧嘩を起こすこともあり、2010年にはスティーブン・テイラーと殴り合った末に両者とも骨折の怪我を負った。

 リバプール移籍後は20代前半と比較をすると、生活に落ち着きを取り戻したが、今年6月にも休暇中のギリシャで現在の恋人との激しい口論の末に警察沙汰のトラブルが発生。逮捕などの事態には至らなかったが、相変わらず世間を騒がせている。

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【了】
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