フットボールチャンネル

「根本から戦犯クラブだった」“旭日旗”に似たデザインを使用し謝罪のニューカッスル、韓国紙は過去の行為も掘り返し猛批判

text by photo by Getty Images

イングランド・プレミアリーグ 最新ニュース

ニューカッスル・ユナイテッド
【写真:Getty Images】

ニューカッスルの過去の行為にも目を向ける

 イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは2日に、クラブ公式サイトで25/26シーズンのサードユニフォームを発表した。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は3日に、ニューカッスルが過去にも旭日旗に似たデザインを試合前のパフォーマンスとして使用したことを持ち上げて批判している。

 

 クラブ公式サイトでは、新しいユニフォームの発表を祝ってプロモーション映像を投稿。しかし、この動画で、旭日旗に似たデザインが使用されたことにより問題となっている。

 ニューカッスルは、「アディダスとの新しいサードキットへの反響は格別なものだったが、ローンチビデオには意図せず不快感を与える可能性のあるシーンが含まれていた。お詫び申し上げます。より多くのファンの皆様に楽しんでいただけるよう、該当シーンをビデオから削除した」と、韓国の反応を受けて謝罪。該当シーンを削除したことを伝えた。

 同メディアは、「根本が戦犯クラブだった…。ニューカッスルは、旭日旗を使用したパフォーマンスまでしている」と前置きし、クラブが旭日旗に“似た”デザインを使用したことは今回が初めてではないと批判した。

「ニューカッスルは、ユニフォームのプロモーション映像で旭日旗を入れて問題になった。該当映像には2人のファンが旭日旗を持って登場する。旭日旗は日本が第二次世界大戦当時使用した戦犯旗であり、日本の軍国主義を象徴するものだ。問題になると、その場面を削除した新しい映像を再アップロードした。しかし、スタジアムでも旭日旗を連想させる形を使ったことがある」

 同メディアが指摘したのは、5月に行われたプレミアリーグ第38節のニューカッスル対エヴァートンの試合だ。この試合では、選手が入場する際にサポーターがクラブカラーの“黒と白”のカードを使用してパフォーマンスを行った。しかし、カードを使用したパフォーマンスが旭日旗に似た形となっており、今回の一件もあって批判的な評価をしているようだ。

 同メディアは、「問題となっているにも関わらず、ニューカッスルは韓国を訪問するとみられる。韓国ツアーの2連戦で“多くのお金を稼ぐ”ようだ」と、プレシーズンで韓国を訪れることに対して厳しい目線を向けている。

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!