FIFAクラブワールドカップ2025　最新ニュース

【写真：Getty Images】

アクシデントでムシアラが負傷

　FIFAクラブワールドカップ2025（CWC）準々決勝、パリ・サンジェルマン（フランス）対バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）の試合が現地時間5日に行われた。試合はPSGが2-0で勝利している。この試合では、バイエルンに所属するMFジャマル・ムシアラが足首を負傷し、無念の負傷退場となった。

　欧州王者とドイツを制覇した名門の一戦は、78分にFWデジレ・ドゥエのゴールでPSGが先制する。迎えた後半アディショナルタイムにも、FWウスマヌ・デンベレが追加点を決めて2-0でPSGが勝利した。

　負傷から復帰して3ヶ月ぶりの先発出場を果たしたムシアラは、前半アディショナルタイムにPSGのGKジャンルイジ・ドンナルンマと接触。ドンナルンマに巻き込まれる形になったムシアラは、左足首があらぬ方向に折れ曲がってしまった。

　ムシアラは起き上がることができずに、担架で運ばれて無念の途中交代となっている。振り返ってムシアラの状態を確認したドンナルンマは、ショックを隠すことができずに崩れ落ちてピッチに座り込んでしまった。DAZNのX公式アカウントでは、「世界で最も悲しい画像の一つだ…。ムシアラの重傷にドンナルンマが涙」と述べた上で、ムシアラと接触したドンナルンマが怪我の状態を確認して涙とともに崩れ落ちる姿を公開した。

　ムシアラは腓骨骨折の疑いがあり、複数の靭帯も損傷する重傷だという。1日には、来季からムシアラが新たに10番を背負うことが決まったとクラブは伝えていたが、新シーズンに突入する前に不運にも長期離脱となってしまった。