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移籍濃厚な堂安律。これまで進展はなかったが…
SCフライブルクに所属する27歳の日本代表MF堂安律と、ボルシア・メンヒェングラートバッハの28歳の日本代表DF板倉滉に関しては、依然としてアイントラハト・フランクフルト行きの可能性がある。これまで進展はなかったが、ようやく事態が動き出しそうだ。ドイツメディア『アブソルトフースバル』が9日に報じている。
堂安は昨季公式戦36試合に出場し10得点9アシストを記録。その活躍を受け、他クラブから注目が集まった。フライブルクとの契約は2027年6月まで残っているが、今夏に移籍するとの見方が強まっている。一方で、板倉はボルシアMGの主力センターバックとしてプレーしているが、ステップアップを目指して所属クラブとの契約延長には応じていない。いずれの選手も移籍濃厚だが、交渉が進んでいる様子はなかった。
そんな中、同メディアは「フランクフルトがドミノ倒しを開始」とつけ、チームに在籍するイゴール・マタノヴィッチ、ナチョ・フェリ、フルボイェ・スモルチッチ、オーレリオ・ブタの4人に放出の動きがあることを明かしている。さらに、今後はエリック・ジュニオール・ディナ・エビンベ、ニエル・ンクンク、マフムド・ダフード、ジェシック・グナンカムの移籍も予定されているようだ。これらの選手の売却が完了することで、フランクフルトは補強資金を確保できる。
それを踏まえ、同メディアは「フランクフルトでは、こうした選手たちの移籍がドミノのように連鎖していく可能性がある。それによりチームはさらなる補強に動ける。すでにヨナタン・ブルカルトの加入は決まっているが、次は堂安のようなウイングの補強を目指すと同時に、中盤のテコ入れも視野に入っている」とし、選手獲得の動きが加速することを示唆した。
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